こんにちは。
横浜の堀川ピアノ教室でございます。

アネモネが咲きました。

“ピアノを弾く手の形” ・・・どういうのがよいのでしょうか?

私自身は、小さい頃教えて頂いた先生からは、「指を丸くして弾きなさい」、と言われました。

その後、中学生の頃の先生には、反対に、「指を伸ばして弾くように」と教わりました。

そして、音大に入る少し前から師事した岡見淑子先生には、こんな話をお聞きしました。

先生が学生の頃、沢山のコンサートを聴きに行かれたそうです。

先生ご自身は、「小さい時から指の訓練をバリバリさせられていたけれど、海外から来たピアニスト達の演奏を見てびっくりした。

それは、みんな様々な弾き方をしていて、指を曲げていたり、ピンとまっすぐ伸ばして弾いていたり、本当に色々だった。
そして、それぞれにみんな素晴らしくて、本当に衝撃だった。

そこで、色々な弾き方があるのだ、という事を知った」、というお話でした。

それで、先生は私達に、「こういう形で、こういうタッチで弾きなさい」、という事はあまり言われなかったのです。  

私自身も、その後学べば学ぶほど、いっそう先生の言葉を実感しました。

ただ、ピアノを始めたばかりの方の場合は、少し違うと思っています。

初めはある程度意識しないと、好ましくないクセがついてしまうことが多いからです。

基本となる手の形としては、“立って、自然にダランと下がって力の抜けている時の手”、それをそのまま鍵盤にふわりと乗せた形がよいと思います。

ただし、小さいお子さんは、指先がへこみやすいので、もう少し丸くしてもよいと思います。

このように、なるべく自然なアーチを意識して、指を動かしたり、重さを使ったり、手首、腕の使い方など、色々なタッチを練習していただきます。

それからだんだんに、自分で今取り組んでいる曲をどう弾くかを考え、研究し、弾き方を工夫していけるように。

自分が責任をもって曲を作っていけるようになるとよいと思います。

それが何より大事なことであり、それこそピアノの醍醐味だと思います。