雨の季節に入り、ヤマアジサイが咲きました。

“リズム” について考える時に、よく思い出すことがあります。
私がピアノを習い始めて何年かたち、ロマン派の曲を弾くようになった頃のことです。
習っていた先生が、私に“リズム” を教えようとして、ご自分の子供の時の体験を話して下さったのです。

先生が中学生の頃(?)、レッスンで「ショパンのワルツ」を弾いていたそうです。
その時、先生からいくら教わっても、そのリズムがどうしてもわかりませんでした。
困って悲しくなって、放課後に一人で学校の屋上に行って、ワルツを踊ってみたそうです。

そして、踊っていたらはじめて、「ああ、ワルツのリズムはこうなんだ!」ということがわかった。
とのことです。

“拍子を正確に打つ” というのは大事です。が、それだけではなく、演奏には、“リズムを感じ、音楽が生き生きと躍動感をもって流れていること” が大切だと思います。

また、同じ3拍子でも、その曲がワルツなのかメヌエットなのか、マズルカなのか、・・それによっても違いますから、“色々の曲を聴いたり、理解を広げたりしていくこと” も必要だと思います。