バラが咲き始めました。
野生のバラが好きです(^-^)
ピアノを習っている時に、次に何の曲を弾くか、先生に決めていただくことが多いですね。
何かの試験を受ける時などは、曲の難しさや内容などを考えて選ぶので、選曲はとても重要になってきます。
受ける際に、バッハの作品からからとか、ロマン期のものとか、制限があるものもありますね。
また発表会であれば、他の人とのプログラム構成上の視点も加わってきます。
そして、その中から選ばれて弾いてきたものから、気づかないうちに、自分にはこういう曲が合うのかなと、何となくイメージを持ってしまうことがあります。
私もそうでした。
ところが、時々全く違う感じの曲を弾いていて、
「ああ、これこそ大好き!!」
と感じることがあるのです。
でもすぐに、
「いや、まさかこういう曲が自分には合うはずが無い」
と考えたりしてしまいます。
かなり試行錯誤してから、ようやく、外から見て作ってきた自己イメージと、本当の自分は違うのだ、と感じるようになりました。
好きな曲は、自分の心と本当に響き合うものだと思います。心が動くものを、感じる通りに弾きたいと思います。
生徒さんの曲を選ぶ時は、その人が持っているものをきちんと理解して、その良さを引き出せるものを選ぶことが理想だと思います。
その点で、素晴らしい洞察力を示して下さった恩師を、今もお手本にさせていただいています。