こんにちは。
横浜市の、堀川ピアノ教室でございます。
いよいよ春ですね。
“母なる自然“と言いますが、緑の中に行くと、ホッとします。
「久里浜花の国」に行って来ました。
でも、まだ花の季節には少々早いらしく、見られたのは主にこれから咲く花の苗や、早春に咲く“カンヒザクラ“ “ヤブツバキ“ “トサミズキ”など、樹の花でした。
丘の上でおにぎりを食べましたが、風が冷たく、ジッとしていると寒くなってきます。訪れている人も少しでした。
けれど、とっても嬉しいことがありました。
地面の上に”リス”が降りてきて、落ちて来る木の実を食べているのに出会ったのです。リスは、こちらのことを全く気にせず、両手で実をつかんで、おいしそうに食べ続けているのです。しばらくそばで眺めていました。
帰り道には、落ち葉の間から、スミレが顔を出しているのを見つけました。
この、冬と春とが同居している風景が大好きです。何もなかった地面から、草木が現れ出る様は、なんと素晴らしいのでしょうか。
「薔薇ニ曲」という白秋の詩の気分です。
- 薔薇ノ木二 薔薇ノ花咲ク。ナニゴトノ不思議ナケレド。
- 薔薇ノ花。ナニゴトノ不思議ナケレド。照リ極マレバ 木ヨリコボルル。光リコボルル。