こんにちは。
横浜の
堀川ピアノ教室でございます。

“音を聴くこと”について、色々考えてきました。
ピアノを弾くということは、指で弾くというよりも、”耳で弾く”ことが大切だと思います。

“音”というものは、中世では、「消えていくもの」、「去りゆくもの」というとらえ方があったと聞きます。

私も、学生時代に、あぶら絵や日本画を勉強している友達が何人かいて、”絵画”などと比べて、音楽は、なんてはかないのだろう、と思うことがありました。
音楽は、「時間の芸術」とも言われるように、時の流れの中で成り立つものであり、一瞬一瞬で消えて行ってしまう・・・ということに、何かつかみどころのない感じ、空しさを抱いたりもしました。

けれど、人間の心というのも、それと似たようなところがあります。また、自然界の移ろいもそうです。それらは目に見える形が無く、実体をつかむのは、難しいものだと思います。

しかし、だからこそ”音”や”音楽”は人の心の奥深くまで響くことができるのかも知れません。
また、時間と共に流れていくからこそ、”今、この時の想い”をこめて弾くことの喜びもあるのだと思います。